堤大介のブログ - 朝ぼらけタイガー

NPOなど公益組織のコンサルタント。NPO関連の話題の他、読んだ本のレビューなどを書きます。

株式会社STYZに転職しました。

f:id:minutes22:20180411223347p:plain

 

改めての報告が遅くなりましたが、今月より株式会社STYZで働いております。

 

楽天を辞めたのが2016年の4月。PubliCoでは2016年5月から2018年3月までの約2年間を過ごしました。たった2年だったとは思えないほどに濃く、充実したPubliCoでの日々の中から学んだことや考えたことも少しずつ言葉にしていけたらと思いますが、まずは新しいチャレンジの話を。

 

STYZはSyncableという非営利組織向けの決済・寄付プラットフォームを提供している会社です。その中で私は、Syncableのサービス開発に関わりながら、コンサルティング部門の立ち上げを行って参ります。

 

PubliCoという組織で揉まれ、働いた2年間で多くの皆さまと関わらせていただき、NPOコンサルタントとしてなんとかそれなりに成果を出せるところまでやってこれたと思っています。そしてこの2年間に、自分なりの支援スタイルや視点を磨きながら、同時にいくつかの問題意識も感じていました。今後はいままでの延長線上のコンサルティングの仕事に取り組みながら、特にその自分が感じていた問題意識にチャレンジするような動きをしていけたらと思っております。

 

今日は転職の挨拶というか報告記事なのですが、このNPOコンサルタントとして働く中で感じてきた問題意識を使って、なぜSTYZという会社でのチャレンジを選択したのかという部分を説明してみたいと思います。

 

 

問題意識①「Web・ITによる格差の拡大への危惧」

私は学生時代のボランティアや地域での活動から、今後のソーシャルセクターの活動にはWebやITの力がもっともっと必要になるだろうと考え、その力を身につけるべく新卒で楽天に入社しました。


そして、楽天に勤めながら取り組んだプロボノ活動やNPO立ち上げ経験を経て、PubliCoに転職していきました。

 

PubliCoでのご支援の中でもWebやITに関わるご要望は多く、自分自身の専門性を高めながらこの分野でもっと支援をしていきたいという思いを持っております。


ただ、それと同時に感じているのが、WebやITの利活用の状況には団体により大きな差があり、しかもその差は開いているのではないかということです。

 

本来、WebやITは地域や世代などさまざまな違いを超えて利便性を提供することで、格差や不平等などを解消していく側面があると思っています。


ただ、動きが早く次々に新しい機能や情報が出てくるWebやITを使いこなすことや、情報の入手にアンテナを貼ることも一種のリテラシーが必要となってしまっています。


その結果、WebやITの新しい恩恵を受けられる団体はどんどんと効率化され成果を出しやすくなり、そうではない団体との格差が広がっていくということが起こり始めています。(例えば、次々と流行の変わるSNSをいまどの程度活用できていますか?さらに、AIや仮想通貨、ブロックチェーンといった新しい技術にどこまでアンテナを貼ることができていますか?あるいはそれどころか、いまだに団体のHPがスマートフォンに対応していない、というようなことはありませんか?)

 

STYZが提供しているSyncableはITリテラシーがない方でも導入から運用までスムーズに利用できるよう配慮されております。


今後は私がPubliCoで培ったファンドレイジングの考え方や分析の視点などを管理画面に反映させていくことで、Syncableのサービスを活用することで自然とファンドレイジング戦略の立て方や分析の仕方までが自然と身についていくようなサービスを目指せればと思っております。

 

また、私が行うコンサルティングにおいても戦略立案だけではなく、寄付ツールや決済フォーム側の視点も取り入れることで戦略の実行までをより手厚く伴走していくことができると考えています。

 

問題意識②「無関心層への認知拡大や参加促進の難しさ」

多くの団体の皆さまとファンドレイジングをご一緒する中で、よく課題にあがるのが自団体への関心層をいかに広げるか?ということ。


さまざまな広報手段を駆使して自団体や取り組む社会課題の認知を広げていきますが、そもそも寄付や社会課題等に関心を示さない層へのアプローチは難しく、個別の団体からではない働きかけや、これまでにない巻き込み方を模索していく必要があるのではないかと考えています。

 

Syncableは非営利団体にとってはIT知識がなくとも使いやすく、コスト無しで使えるため導入もしやすいサービスですが、サービスとして団体側だけでなく、寄付をする個人に対しての視点を強く持っています。

 

フォームの使いやすさやデザインの他、バースデードネーションなど新たな寄付の仕方を提供しており、今後も新しい仕組みを作り出していくことで、これまで寄付やソーシャルアクションに関心のなかった層を巻き込んでいくことのできるサービスを目指しています。

 

コンサルティングにおいても、こうした新しい寄付の仕方をファンドレイジング戦略に取り入れたり、新たな寄付の仕方を利用団体の皆さまと一緒に考えていくセミナーや勉強会なども企画していけたらと思っております。

 

以上、長文となりましたが、今後も非営利セクターの支援者として自分を磨いてまいります。引き続き皆さまとさまざまな機会でご一緒できますと幸いです。

 

ちょっとSyncableのご紹介

syncable.biz


 ★クレジットカード決済が初期費用・月額利用料0円で導入できます。任意団体も登録可能です。
 ★決済手数料2.95%(クレジットカード会社へお渡しする分のみ)も業界最安値水準です。
 ★バースデードネーションやブランド品買取寄付、ビットコイン寄付(現在一時停止中)など新たな寄付の仕組みも続々追加!
 
コストをかけずに利用することができます※ので、NPOのみなさま、まずはぜひ登録して試してみてください!
※Syncableは提携している企業(現在だとブランド品買取寄付のBrandear)から料金をいただくモデルなので、NPOからは利用料金を一切いただきません

 

そして、コンサルティングや研修等のご依頼も受付中です!
Syncableの利用有無に関わらず、お気軽にご相談ください。

 

 

追伸:3月に結婚しました。ウェディングドネーション(お祝い金の寄付)実施中です。 

22minutes.hatenablog.com