堤大介のブログ - 朝ぼらけタイガー

NPOなど公益組織のコンサルタント。NPO関連の話題の他、読んだ本のレビューなどを書きます。

結婚の報告と、ウェディングドネーション(お祝い金の寄付)のお願い

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【結婚のお知らせと、ウェディングドネーション(お祝い金の寄付)のお願い】
 
3月21日に婚姻届けを提出しました。
 
年明けぐらいから少しずつご報告はさせていただいておりましたが、 直接ご報告できない方々もたくさんいるので、こちらでご報告させていただきます。
 
そして、今回自分たちの結婚という機会を使って私とパートナーで挑戦しようと思っていることがあります。 少し長文になりますが、もし宜しければお読みいただけると嬉しいです。
 

■ウェディングドネーション

今回私たちが挑戦するのは「ウェディングドネーションです。結婚祝いとしていただいた金額を応援する団体へ寄付するという、個人が行うファンドレイジング(寄付集め)のキャンペーンです。

 
私たちは結婚に際して結婚披露宴やパーティーなど他にお祝いをいただく機会を設ける予定はございません。 私たちの結婚にお祝いの気持ちをいただける方、私たちの「こんな社会にしたい」という想いに共感いただける方、ぜひこの機会に寄付をお願いいたします!
 
いただいた金額は手数料を除き全額を寄付いたします。(寄付の仕方は後述します)
 
ちなみにウェディングドネーションは日本ではまだ実施している人が少ないですが、アメリカなどでは有名人含め実施する人が増えてきているようです。
 

■なんでドネーションキャンペーンをやるのか

私が個人としてファンドレイジングキャンペーンを行うのは、1年半ほど前に行った「東京マラソンチャリティランナー」としてのドネーションキャンペーンに続いて2回目です。
 
当時は「一人前の公益組織コンサルタントになること」を目標とし、「認定NPO法人育て上げネット」さんに寄付を行いました。 チャレンジ自体が公益組織コンサルとして実践の力をつけるトレーニングであり、自分がこの世界に入ったきっかけでもある「生きにくさを感じる子どもへの支援」に寄付を行うことで、この道を歩いて行く想いを新たにしました。
 
1年半経ったこの春、私が所属したPubliCoという会社は解散し(明日、弊社オフィスで最後の皆さまへのご挨拶の場を設けております。お時間ある方は五反田へぜひ!)、まさに私は公益組織のコンサルタントとして新たな歩みを始めることになります。いろいろな節目の重なるこの機会にウェディングドネーションの企画を提案してくれたパートナーにとても感謝をしています。
 
今回この取り組みをするにあたって改めてなぜやるのか?を考えました。
 
【「自分が欲しいと思える未来」を考え、伝えることの大切さを伝えたい】
 
NPOにとってVisionとは社会や地域にとってのあるべき未来を考えるということです。
 
では個人にとって寄付をするということや、自分の応援するNPOについて考えるという行為がどういうことかというと、「自分が欲しいと思える未来を考える」ことだと思います。
 
NPOの寄付集めはこのポジティブな体験を広げることですし、このポジティブな願いを共有する喜びはNPOの寄付担当者だけでなく、寄付をするもっと多くの個人が感じていけると良いなと思っています。
 
とはいえ、みんながみんな日々、寄付してください!と言い合うというのはイメージしにくいかもしれませんが、結婚とか誕生日というハレの日を「自分が欲しいと思える未来を考え、伝える」機会にしたり、友人や家族にハレの日のお祝いを贈るという行為が「その人が欲しい未来をプレゼントする」ことになるなら、ステキなことだと思いませんか?
 
折しも国政では民主主義の根幹を揺るがすような出来事が起こっていますが、結局のところ、一人ひとりが自分はどんな未来が欲しいのかを考えるということ以上に、民主主義とか自治の根っこはないのではないかとも思います。
 

LGBT団体の支援

さて、では今回私はどんな未来が欲しいと思っているのかというと、「"個人としての在り方"に寛容な社会」です。
 
そもそも私たちは結婚という制度を使うのかどうか、とても苦しみながら話し合いを重ねてきました。
 
名字を変えるということに伴うキャリアの断絶や、あまりに膨大でどこまでも煩雑な手続きを受け入れてまで結婚をするのか、そこにどんな意味があるのか。
 
なぜ日本では夫婦別姓が認められていないんだろう、と一体何百回考えたことでしょう。
いまサイボウズの青野さんが夫婦別姓に関する訴訟を起こしていますので、その結果を待とうか(最高裁まで行くのに何年かかるか分からないですが)なんていうことも考えました。
 
それでも最終的には二人で話し合って、制度的な結婚という選択をすることにしました。
 
どちらが姓を変えるか、お互いが感じている違和感や選びたい選択は何か、家族のこと、将来のこと。たくさんのことを話し合いました。
 
二人で人生を歩んでいくという決断を二人でできたことはとてもハッピーなことですが、制度やその他いろいろなことを含めた話し合いは、気持ちの良いものばかりではなかったのも事実です。
 
私たちと同じような葛藤を抱えているカップルは少なくないと思いますし、こうした個人としての在り方を寛容されない苦しみをもっと感じているのがLGBTの方たちだと思います。
 
私にも多くのLGBTの友人知人がいますが、日本では同性婚が認められていないことや、通称利用が認められない場面も多いことなどで、日々の中で一体どれだけの苦しみを感じているのだろう。
 
そして何よりそうした自分の違和感や葛藤を周囲に理解してもらえないことはどんなにつらいだろう。本当にやりきれない気持ちになります。
 
抱えている悩みや事情は一人ひとり違っており、簡単に理解することはできないのに、「なんでそんなことで悩むの?」とか「そんなの大した問題じゃないよね」と切り捨てられてしまうことは寂しい。お互いにもっと寛容であり、想像力を持てる社会になるといいと願っています。
 
そこで、今回のドネーションは、LGBTの方たちを支援している団体に寄付します。
寄付先の団体選びはパートナーにお願いし、選んでくれた団体に私も賛同しました。
(ので、PubliCoでの仕事とは関係ありません)
 
LGBTを含めたすべての子どもがありのままでオトナになれる社会」を目指し、学校現場や行政で出張授業を行うほか、LGBT就活生への支援にも力を入れています。
 
「性的マイノリティも含めたダイバーシティインクルージョンの実現」を目指し、LGBT等の性的マイノリティがいきいきと働ける職場づくり・社会づくりのために調査・講演活動、コンサルティング事業などを行っています。
 

■寄付の仕方

polcaという個人用クラウドファンディングのアプリを使って行います。
 
1.polca経由で寄付(推奨)
(1) VISAかMastersのクレジットカードをお持ちであることを確認してください。ない場合は,次の「2.Paypalを使った寄付」へ進んでください。
(2) お持ちのスマートフォンから、以下のリンクをクリックしてください。polcaのアプリのダウンロード画面が表示されますので,ダウンロードしてください。
(3)寄付金額を入力してください。
 
※polcaはスマホアプリのみのサービスです。お手数ですが、スマートフォンからお願いいたします。
 
2.Paypal経由で寄付
(1) PayPalで寄付をする旨とその金額,メールアドレスをメッセージでお知らせください。
(2) 金額に応じて個別にPaypalで決済用のURL(請求書という形になります)を発行し、メールで送らせていただきます。
PayPalをお使いいただくと,寄付していただいた金額から3.9%の手数料が引かれてしまいます。
 
3.手渡しももちろんOKです(^^)
※お預かりした金額を私たちがpolcaに入金させていただきます
 
【決済サービスの選定理由】 私が4月から関わるSyncableというサービスには実はバースデードネーションを実施するための機能があり、その機能を使うことも検討しました。が、今回は特定の1団体ではなく複数団体に寄付を行いたいと考えていて、Syncableのバースデードネーションは現在は特定の団体に対しての寄付を募る機能です。現状このニーズを満たすサービスは日本にはまだありません。今回選んだpolcaというサービスは一度自分たちが受け取り手になるという煩雑さがありますが、現状手数料無料ですので、全額寄付することができます。 また、Paypalについては対応クレジットカードを増やすという理由と、パートナーの友人に海外在住や日本語が読めない方が少なくないので、代替策として導入しています。
 
※期間や金額はpolcaの仕様に合わせています
 期間:2018年3月30日〜2018年4月29日
 募集金額:10万円(特に目標は設けていませんのでpolcaのキャンペーンで設定できる上限金額です。10万円を超えた場合30万円までが上限となっているようです)
 

■参考