NPOコンサルタント堤大介のブログ│朝ぼらけタイガー

NPOなど公益組織支援を行うコンサルタントのブログです。ファンドレイジング、NPOマーケティングなどのテーマについて発信しています。

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

ウェディングドネーションの御礼とご報告

スポンサーリンク

f:id:minutes22:20180527210054j:plain

こんにちは。NPOコンサルタントの堤大介( @22minda )です。本日の記事は、3月末から私自身が実施した寄付キャンペーンであるウェディングドネーションについて、支援先NPOへの振込まですべて完了しましたのでご報告です。

ウェディングドネーションについて 

ウェディングドネーションそのものの説明や実施することになった背景、込めた想いなどは開始時に書いた記事に詳しく書きましたので良ければ御覧ください。
 

ウェディングドネーションでご寄付いただいた金額

f:id:minutes22:20180527210149j:plain

 
まずは以下が寄付金合計と支援先NPOへの振込の内訳です。
 
合計金額:413,280円
支援先①NPO法人ReBitへの振込金額:206,640円
支援先②NPO法人虹色ダイバーシティへの振込金額:206,640円

 

なお、合計金額は「polcaのキャンペーンページからご寄付いただたもの(304,800円)」「手渡しでいただいたもの(70,000円)」「paypalでお支払いいただいたもの(40,000円)」の寄付金合計額からpaypalでお支払いただいた2件からpaypal手数料(1,520円)を引いた分となります。
 

f:id:minutes22:20180527211315p:plain

f:id:minutes22:20180527211328p:plain

ご寄付や応援・賛同をいただいた皆さまへの感謝と考えていたこと

寄付のご協力をいただいた皆様、
お祝いのお言葉をいただいた皆様、
賛同のコメント・シェアをしていただいた皆様、
本当にありがとうございました。
 
二人でいろいろと話し合いながら進めた企画でしたが、始める前はかなり不安でいっぱいでした。こんなに多くのそしてあたたかなお祝いをいただけるとは想像しておらず、とても嬉しい気持ちでいっぱいですし、何より「やってよかった」という想いを二人で共有しながらこの期間を過ごすことができたことがありがたいです。
 
日本ではまだあまり例のないウェディングドネーションという取り組みが理解してもらえるのか、LGBT支援の団体への寄付という自分たちの想いにどこまで共感してもらえるのか、LGBT支援に自分たちの「結婚」という機会を使うことはどう受け止められるのか、色々なことが分からず、不安でした。
 
支援先NPOはどこにするのか、支援先NPOへの事前の相談はすべきかどうか(開始前に2団体に相談させていただきました)、寄付を受け付ける方法はどのようにするか、調べたり、話し合いを重ねて準備を進めました。
 
そうして自分たちなりに考えつくし準備をつくして開始したのですが、それでも不安が大きかったのが本当のところです。なので、このように予想を超えるたくさんの寄付をいただくことができたことや、何より多くのありがたい賛同のお言葉をいただけたことがとても嬉しかったです。 

NPOを応援するために寄付を募る側に回るということの意義

私はNPOの支援を本業としており、ファンドレイジング(寄付集め等の資金調達)のご支援をさせていただくこともありますが、個人が矢面に立って行うファンドレイジング(このようなものをpeer to peerのファンドレイジングといいます)はまたまったく別の感覚があります。
 
2年前には私は東京マラソンのチャリティランナーとしてpeer to peerのファンドレイジングを経験しましたし、現在関わっているSyncableというサービスではウェディングではなく誕生日に行う「バースデードネーション」の機能を提供しています。今後peer to peerのファンドレイジングは日本でもどんどん増えていくのではないかと思っていますし、増やしていきたいとも強く思っているのであまり大げさに書いたり、堅苦しく書いたりはあまりしたくないのですが、それでもこの期間のことを振り返るととにかく感謝の気持ちでいっぱいです。

TOKYO RAINBOW PRIDE 2018

トップの写真は二人で遊びに行ったTOKYO RAINBOW PRIDE 2018で支援先であるReBitさんのブースで撮った写真です。(にじいろバトンはReBitさんのマンスリーサポーター制度の名称です)
  
私は初めて行ったのですが、その場のエネルギーは想像以上でした。
LGBT支援の活動がより進展し、生きにくさを感じる人が少しでも早く、一人でも少なくなっていけばいいと願いますし、そのような社会が自分にとっても生きやすい社会であることを信じています。そのための力に今回の寄付金がつながりますように!

最後に

最後になりましたが、この企画を提案してくれたパートナーにも心から感謝しています。(仕事柄、私の発案と思われがちですが最初に提案してくれたのはパートナーです)今後も二人で自分たちのやりたいことを二人で楽しみながら作っていく生活をしていければと思います。みなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
追伸:
peer to peerのファンドレイジング自体については別途何かしら記事にまとめられればと思っています。チャリティランナーと含めて2回のpeer to peerファンドレイジングの経験から感じたことを寄付者目線、ファンドレイザー目線でまとめられればと思っておりますので、NPO関係者の方たちにはぜひそちらもお読みいただければ幸いです。
 
※追記(書きました↓)