こんにちは。NPOコンサルタントの堤大介( @22minda )です。セミナー登壇実績のお知らせです。(発信が遅くなり事後報告となりました)
東近江市 情報発信力アップ講座~事業や活動をもっと多くの人に届けよう~
今回講師を務めたのは滋賀県東近江市の中間支援団体まちづくりネット東近江さんが主催する「情報発信力アップ講座~事業や活動をもっと多くの人に届けよう~」です。地域内で市民活動、地域活動をされていらっしゃる皆さまを対象とした情報発信講座で10数名の方にお集まりいただきました。
主催の認定NPO法人まちづくりネット東近江さんは地域に根づいた中間支援組織として日頃から地域内のNPO等の相談に乗っていらっしゃいますが、団体の皆様から課題として挙げられるものとして一番多いのが「情報発信」に関する課題、ということで今回の講座を企画いただいたそうです。
まちづくりネット東近江さんとは以前にもお仕事をさせていただいており、今回約4年半ぶりに東近江でのお仕事をさせていただきました。私はオンラインからの参加ということで直接お伺いすることはできませんでしたが、数年越しでまたお仕事をご一緒させていただけるのは非常にありがたいことです。
※前回のお仕事の様子は以下の記事に記載しています
講座内で発せられた課題やお伝えしたこと
今回の講座は講師の私のみがオンラインから画面越しで講義を行い、受講者の皆様は会場に集っていただき全員一緒にリアルタイムで受講いただくというオンラインとオフラインのハイブリッド形式での開催でした。
受講者が会場に集っているということで、講義中に何度か受講者同士の感想共有や意見交換の時間も取らせていただきました。(Zoom講座でもブレイクアウトセッションなどを活用すれば機能的には同様のワークはできないことはないのですが、Zoomの機能への慣れの問題や数分の細切れのワーク時間を何度もは取りにくいことなどからどうしてもオンラインのみの短時間セミナーだとこうした受講者同士のコミュニケーションを取るようなワークの時間は取りにくいと感じています)
受講者の皆さんから情報発信に関する課題として挙げられたのは
- 情報を届けるべき年代や属性などの対象が幅広いときにどのように考えれば良いかわからない
- 時間や人手が限られている中で広報手段の選択や優先順位はどのように考えれば良いかわからない
などです。
非常によくわかりお悩みです。情報発信が大切であることなどは皆さん言われなくてもとっくに分かっていて、「わかっているけれどできていない、手が回らない」という状況にどうすれば良いか、ということで悩んでいらっしゃるわけですね。
今回の講座では、そうした何をどこからどうやって考えれば良いかわからない!という悩みに向き合うためのステップとして大きく3ステップに分けて整理していく視点をお伝えしました。
- 誰に向けて伝える?
- 何のために伝える?
- どのように伝える?
まずは、①情報を届けるべき相手の絞り込み方の視点やワークのやり方(ターゲティングの重要性や簡易的なペルソナ作成の意義や方法)について考え、その上で②自組織のターゲットに対して情報を受け取った後に取ってほしい行動(「決済」「申し込み」などの行動目標=コンバージョンの考え方とワーク方法)を整理する。そのう上で③そうした行動目標を取ってもらうためには、ターゲットごとにどのような広報手段を選択し、活用していけば良いのか(広報手段ごとの特徴、特にSNSやHPなどのWeb上のツールの特徴の違いや組織として活用するためのポイントなど)を整理する、という手順で考えていくと、自組織なりの課題ややりたいことやるべきことを整理してくことができやすいです。講義の詳しい中身まで本記事ですべて書き起こすことは難しいですが、このステップを一つの視点として持ってみるだけでも参考になる部分があるかもしれません。
講座の詳細
終了後ではありますが、講座の詳細を記載しておきます。
日時
2023年1月18日(水) 14:00~16:00
場所
東近江市文化交流センター ※講師はオンラインでの参加
(住所:東近江市八日市金屋2丁目6-25)
八日市図書館向かいの建物、旧保健センター
定員
20名
参加費
1500円
詳しくは以下をご確認ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。