「10代と20代のためのNPOキャンパス」のゲスト講師を務めます - NPOコンサルタント堤大介のブログ│朝ぼらけタイガー

10代と20代のためのNPOキャンパス

こんにちは。NPOコンサルタントの堤大介（ @22minda ）です。講師を務める研修のお知らせです。

10代と20代のためのNPOキャンパス
- 10代と20代のためのNPOキャンパスとは？
ゲスト登壇に向けた想い
プログラムの詳細

10代と20代のためのNPOキャンパス

今回私がゲスト講師として呼んでいただいたのはNPOサポートセンターさんが今年度新たな取り組みとして開始される「10代、20代のためのNPOキャンパス」です。

ソーシャルセクターに関わることを志す学生や若手社会人向けのキャリア開発のプログラムです。本プログラムが開講されてこと、そして私自身がゲスト講師を務められることを非常に嬉しく思っています。

10代と20代のためのNPOキャンパスとは？

ソーシャルセクターへの関わり方はさまざまありますが、NPOキャンパスはその中でも特に「NPOを支援する」という関わり方、仕事のあり方について、実際にそれを生業にしているしている様々なゲスト講師や支援を受ける側となるNPOの話を聞くことのできるプログラムです。プログラムは一年間に渡って開催され、散発的なゲスト講師からのトークセッションだけではなく、通年プログラムとしてしっかり構成されており、振り返りのキャリア面談なども定期的に設けられています。

まだまだ一般的ではなくロールモデルも少ないNPO支援業について、これだけ多様な観点から実践者の話を聞くことができる機会は他にありませんし、そうしたキャリアを歩んでいくために何を考えたら良いのか、どんなアクションをとっていくことが考えられるのかなど、なかなか一人では考えにくいテーマについて講師や他の受講生との対話の中から考えることができるのは非常に貴重なプログラムだといえます。

ゲスト登壇に向けた想い

私はいまフリーランスのNPOコンサルタント・伴走支援者・研修講師という形でNPOを支援する仕事をしております。私自身が仕事をする中で大切にしていることの一つが、「NPO支援というキャリアのロールモデルの一つになる」ということです。

私は大学時代にさまざまなボランティア活動に携わったことをきっかけとしてソーシャルセクターに関わり始め、企業に勤めていた期間にプロボノとして多くのNPOをサポートする経験をしたこともあり、NPOを支援すること自体を仕事として志すようになりました。ただ「NPOを支援する」ということが、仕事としてどのように成り立つのか、どうすれば自分がそうなれるのかといったことは全くイメージが湧きませんでした。

私が就職した2010年頃と比べると、新卒を採用しているNPOは格段に増え、ソーシャルセクターに関わるということ自体はまだまだ珍しくはあっても、成り方がわからないというようなキャリアではなくなっていると感じます。一方でNPOを支援する仕事についてはまだまだその仕事の実態やキャリアのあり方の可視化が十分ではないと考えています。NPOを支援する仕事のニーズは非常に多く、社会全体の課題解決のスピードを上げていくためにはさまざまな専門性を持ったNPO支援者の数がもっともっと必要です。

私自身はそのような考えのもとに、自分自身の仕事の仕方や収入のあり方、普段の仕事や自分自身のキャリアについてどのように考えているのかを発信し、昔の自分のように情報不足に悩む方の参考になればと思い、本ブログやあるいはnoteでさまざまな情報発信をしています。特にNPOコンサルタントとしての収入や働き方についてはnoteで詳しく開示していますので、よければお読みください。

note.com

ということで、個人的に後に続く方のための情報発信はしてきましたが、記事発信だけではなかなか伝わらないと考えていたこともあり、今回このような機会をいただけたことは非常に嬉しく思っていますので、仕事の内容や仕事についての考え方など色々お話できればと思います。

プログラムの詳細

プログラム構成（私の登壇回は2022年3月12日です）