こんにちは。NPOコンサルタントの堤大介( @22minda )です。ファンドレイジングセミナー登壇のお知らせです。
NPO・地域団体のためのファンドレイジング公開セミナー
9月16日に主に島根県内で活動する団体を対象としたファンドレイジングセミナーに登壇いたします。島根県では昨年もファンドレイジングセミナーを担当させていただいており、2年連続の登壇となります。今年は新型コロナウィルスの感染拡大防止に対する取り組みの観点もあり、オンラインでの開催となります。
新型コロナウィルスの影響を受け、思うように活動が実施できずに、活動資金が厳しい状況にある団体も少なくないと思います。活動の継続性を考えていく上で、活動資金の調達に関する基本的な考え方、行動の仕方を身につけておくことの重要性は非常に増しています。
本セミナーでは、NPOや地域活動における資金調達である「ファンドレイジング」の基本的な考え方をお伝えすることを目的としています。会費・寄付・事業収入・助成金・委託金などNPOが活用できる財源はさまざまですが、それぞれの特徴と自組織の目指す方向を合わせて考えた上で、自組織にあったファンドレイジング戦略を考える手順を学んでいただきます。思うように活動ができない今だからこそ、自組織のことを気にかけ、応援してくださる方との関係を整理しながら今できること、やるべきことに取り組んでいくための計画づくりを進めていきましょう。
また、本講座自体は単発の公開セミナーとなっておりますが、本セミナーを受講していただいた団体のうち希望する団体に対しては10月以降、伴走支援型の連続セミナーの開催も予定されています。連続セミナーについては後述します。
講座詳細
NPO・地域団体のためのファンドレイジング公開セミナー
~今だから考えたいお金の話~
社会貢献活動や地域活動にとって、継続性を考える上で、いかに資金を確保するかは、重要な要素です。会費、寄附、融資、助成金、補助金など様々な手法がある中で、資金調達(ファンドレイジング)について学んでいきましょう。オンライン開催です。
日時・場所
日時:令和2年9月16日(水)13:30~16:00
場所:オンライン(Zoomを予定)
※申込の方にはZoom参加用のURLを前日までにメールにてお知らせします。
内容
基礎を学ぶ
★そもそもファンドレイジングって何?
★自団体にあった施策の考え方
★ファンドレイジングの計画づくり
講師
堤 大介
(ファンドレイジング・コンサルタント 上級ウェブ解析士)
定員
30名(先着順)申込締切:9月11日(金)
参加費
無料
☆希望団体には、学びを深めるため、伴走型の連続セミナーもご用意しています。(別途申込必要・5団体限定)
主催・問合せ
(公財)ふるさと島根定住財団地域活動支援課(担当:谷・八十・吉留・加納)
TEL:0852-28-0690
詳細・申し込み
詳細情報の確認と思う押し込みは主催のふるさと島根定住財団のHPよりお願い致します。
希望団体に対する伴走型連続セミナー
本セミナーを受講していただいた団体のうち希望する団体に対しては10月以降、伴走支援型の連続セミナーの開催も予定されています。本セミナーで学んだ戦略・計画に沿って実際にファンドレイジング施策の実行や振り返りをする実践フェーズにも一緒に伴走をしていきます。
単発セミナーで紹介したファンドレイジング戦略立案のワーク(ファンドレイジングプランシート)について学びを深め、参加団体ごとの活動の状況、ステークホルダーにあった施策を一緒に検討します。
その後も中間報告会、最終報告会を1、2ヶ月ごとに開催し、計画した施策の進捗や実際に実施してみての反応、改善点などを講師の私からのフィードバックや参加団体同士の相互フィードバックで学びを深めていただきます。
知識をただ学んで終わりにするのではなく、実行し振り返るといういわゆるPDCAのサイクルを講師や他の参加団体と一緒に学んでいくことで、連続セミナーが終了した後に自組織だけでしっかりとファンドレイジングに向き合っていくことのできる力を身に着けていきましょう。
連続講座の開催日程や内容詳細については、上記のふるさと島根定住財団のHPからご確認ください。
昨年度の講座
島根県では昨年度もファンドレイジングの連続講座を担当させていただきました。
昨年度参加した団体では、
- HPへの寄付の決済システムの導入や寄付チラシの作成などファンドレイジングに関するツールの整備を進めた団体
- ブログやメール、LINEなど情報発信を見直した団体
- はじめての寄付キャンペーンを実施した団体
- 活動でつながりのあった関係者に対してはじめて寄付の呼びかけを行った団体
- 講座でのファンドレイジングへの挑戦をきっかけに認定取得を目指した団体
などさまざまな成果が生まれました。今年はオンラインの開催となり、また昨年とは違った雰囲気で進めることになりますが、このような状況だからこそのファンドレイジング施策のあり方を参加団体のみなさまと一緒に考えていきたいとおもいます。